「仕事のモチベーションがない」「やる気がないし、仕事が面倒くさくなってきた」「前は仕事が楽しかったけど、最近はつまらないな」
そのように考えている方へ、仕事のモチベーションが上がらない時の4つの対処法をご紹介します。
無理にモチベーションを出そうと頑張ったり、やる気が出ない自分はダメだと責めたりせずに、正しい対処法で楽しい仕事生活を取り戻していきましょう。
仕事のモチベーションが上がらない原因
①仕事に見合った給与が貰えない
勤務時間や業務量に対して、給与・年収が低いことは仕事のモチベーションが上がらない大きな理由の一つでしょう。
給与が高くないのを理解していて、それでも自分が好きな仕事だからと割り切れているのであれば良いですが、そうでなければやる気も削がれてしまう人も多いと思います。
②仕事内容にやり甲斐を感じない
自分が関わっている仕事がどんな価値を生み出しているのか分からない、何のためにこの仕事をしているのか分からない、という状況では、仕事に対するモチベーションは上がりませんよね。
自分の仕事によって、誰かが喜んでくれるのであれば、自然と仕事のやる気も湧き起こるはずです。
③残業が多い・休みが少ない
残業や休日が少なければ、プライベートな時間を充分に取れない精神的なストレスにもなりますし、休息や睡眠時間が削られて健康にも害が出るかもしれません。
精神的・健康的なストレスを抱えた状態では、どんな仕事もモチベーション高く取り組むことはできないでしょう。
④上司から正当に評価してもらえない
自分がどれだけ努力しても上司や会社から正当に評価されないのは辛いことです。
社内に自分の頑張りを認めてくれる人、理解者がいることはモチベーション高く働くための大きな要因ともいえるでしょう。
評価されるに値する成果を上げているにも関わらず、会社の仕組みとしてそれを認めてもらえないのであれば、制度を変えるよう掛け合ってみるか、場合によっては転職をしても良いでしょう。
⑤仕事に慣れて、マンネリ化している
初めのうちはどんな仕事も刺激的で楽しんでやれるものですが、ある程度年数が経つと、仕事に慣れてマンネリ化してくるタイミングがあると思います。
頑張らなくても一定の成果を挙げられるのは、良い面もありますが、業務がルーティーン化して単純作業になってしまう恐れもあります。
「昔は楽しかったけど、最近仕事がつまらないな・・・」と感じている人は、仕事のマンネリ化が原因かもしれません。
仕事のモチベーションが上がらない時の対処法
対処法①:日々の目標を細かく設定する
モチベーションを感じるためには、日々成長を実感することが大切です。そのために、毎日自分なりの目標を設定してみるのはおすすめです。
大きな目標ではなく小さな目標でいいので、毎日「今日はこれをやろう」と決めて仕事に取り掛かることで仕事の達成感を感じられると思います。
ポイントは、前日とは違う目標を設定すること。毎日同じ目標を設定してはいずれ成長を感じづらくなってくるでしょう。
前日には取り組まなかったことにチャレンジしてみる、仕事関連の本を30分読んでみる、等日々成長を実感するための仕掛けを作り出してみてください。
対処法②:仕事前の自分だけのルーティーンを作る
モチベーションの上がり下がりは誰にでもあるものです。それhで、モチベーションに左右されずに仕事に取り組む方法があったらいいですよね。
それが仕事前のルーティーンです。
毎日これをやったら自分のスイッチが入るというルーティーンを作ってみてください。
これは一流のアスリートが試合前にお決まりのルーティーンをやってから、試合に臨むことで100%の実力が出せるように、仕事前にお決まりの行動・儀式を作っておくことで身体が自然と仕事に向かうように仕向けるのです。
仕事前にコーヒーを飲んで、軽くストレッチをしてから仕事を始める等、ルーティーンは何でもかまいません。
初めのうちは習慣化させるのに少し根気が必要ですが、一度身体に染み付いてしまえば、モチベーションに左右されず仕事ができるようになるでしょう。
対処法③:作業時間と休憩時間を意識する
仕事のモチベーションが低い中で、だらだらと時間をかけて仕事に取り組むのは自分にとっても不快な時間であるだけではなく、周囲の同僚や上司からもやる気がない人と思われてしまうかもしれません。
人が集中して物事に取り組める時間は、2時間程度が限度と言われています。
そこで、モチベーションが上がらない人は、この2時間は頑張ってその後休憩しよう、などメリハリをつけて仕事をしてみると良いでしょう。
ただただ呆然と時間が過ぎていくのを待つよりも、一定の時間だけは頑張る、と決めることで仕事の質も高まりますし、結果としてモチベーションも回復するかもしれません。
対処法④:マインドフルネス瞑想を取り入れてみる
マインドフルネスという言葉をご存知でしょうか。これは仕事のストレスを和らげて集中力を取り戻すために行う瞑想の一種で、Google等でも導入されています。
マインドフルネス瞑想とは
座って行う仏教由来の瞑想法。瞑想中に自分の呼吸に集中することで、集中力を高め、睡眠の質工場、うつ予防、ストレス軽減などの様々な効果がある。
仕事をしているとどうしても色々なストレスや緊張で思うように頭が働かない、という時があると思います。
マインドフルネス瞑想はオフィスでも手軽にできて、数分でも効果が見られるのでぜひ導入してみてはどうでしょうか。
【マインドフルネス瞑想のやり方】
- 静かな場所に行き、楽な姿勢で座る
- 鼻から息を吸って、ゆっくりと鼻から息を吐き出す。これを数回行う。
- 普段通りの呼吸に戻し、呼吸に意識を向ける。お腹が動くのを感じる。雑念が湧いたら、それに意識を向けて、再度呼吸に意識を寄せる。
- これを数分続ける。毎日続けることで効果が顕著に出てくる。
どうしても仕事のモチベーションが上がらない時は・・
思い切って仕事を休んでみる
それでもどうしても仕事のモチベーションが上がらないのであれば、いっそのこと仕事を休んでみても良いでしょう。
日々仕事に追われていると、どうしても自分の理想の働き方ややりたいことを忘れてしまいがちです。
一度、仕事と距離を置くことで気持ち新たに仕事に取り組むことができるかもしれません。
1ヶ月などのまとまった休みでなくてもいいので、数日、仕事と一切関係のない状態に身を置くだけでも効果はあると思いますよ。
転職を視野に入れてみる
仕事の向き不向きは努力によってカバーできる部分ではありますが、仕事の好き嫌いは人によってあるでしょう。
色々試してみたけど、モチベーションが上がらないのであれば、他の仕事にチャレンジしてみる機会かもしれません。
実際、会社や職種を変えたことで本来の自分の強みを発揮できて、かつ楽しんで働けるようになったという人も多くいます。
今の仕事以外に興味がある仕事があるのであれば、友人に話を聞きに行ったり、転職エージェントのキャリア相談を使ってみても良いでしょう。
転職エージェントを活用したい人は以下の記事を参考にしてみてください。
おわりに
仕事は人生の大半の時間を占めます。誰しもモチベーションが高い時もあれば、やる気がなくなってモチベーションがなくなることもあるでしょう。
出来れば、本記事の内容を参考にモチベーションに左右されずに仕事ができるスキルを身につけられると良いと思います。
皆さんがより良いキャリアを見つけることを願っております。