離職期間(ブランク)が長いと転職で不利?内定獲得のコツは?

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働いていた会社を退職し、しばらくの期間が空いてから転職活動を行う方も多いと思います。

退職してからの離職期間(ブランク)が長いと、面接の際に不利になるのではないかと不安になりますよね。

今回は、離職期間(ブランク)が長い方が転職面接を受ける際に「不利になってしまうのか」について解説していきます。

「採用担当者がどのように捉えるか」「ブランクの理由はどのように回答するべきか」についても説明していますので、退職からしばらく期間が空いて転職活動をする方はぜひ本記事を参考にしてみてください。

離職期間が長い人は転職活動で不利になる?

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実際、企業の採用担当者は、職務経歴書を見て離職期間が長い人に対しては「この期間、何をしていたんだろう」と思いますし、面接の場でもその期間について必ず質問をしてきます。

しかし、離職期間が長いからといって必ずしも採用担当者からの評価が下がるわけでもありません。

資格取得に向けての勉強や語学留学など、その期間を自己研鑽に充てていたのであればかえって評価が高くなる場合もあります。

そして中には、自身や身内の不幸などの都合によって離職している方もいらっしゃると思います。

その場合には、適切な回答方法をすることで、採用担当者からの印象を挽回することも可能です。

まずは、採用担当者が求職者のブランク(離職期間)についてどういった疑念を持つか、という点について見ていきましょう。

人事が離職期間に関して気にするポイント

Q&A

ビジネススキルや業務に対する感覚を失っていないか

面接官は、毎日会社に通い、8時間程度の仕事を行うことに対する慣れがなくなっている可能性を危惧しています。

社会人の方にとっては普通のことかもしれませんが、かなり長い期間離職している場合には、働き始めの頃はつらく感じるでしょう。

また、職種や業界にかかわらず、最新の情報へのキャッチアップや仕事に対する感覚やセンスは重要です。

特にエンジニアや営業職などは、最新の情報や業務への慣れと感覚が非常に大切な部分ですので、採用担当者が懸念する部分になる可能性があります。

なぜこんなに離職期間が長いのか?

そもそもですが、採用担当者は「その期間に本当に転職活動をしていなかったのだろうか?」と考えます。

もし、スペック的にも十分なのであれば「年収や勤務地などの希望条件が非常に高いのではないだろうか?」「内定を出しても断られるのではないだろうか?」と思うかもしれません。

もしくは、転職活動をしたのに内定をもらえていない場合には、「何か難がある人なのだろうか」と思われてしまう場合もあります。

就労意欲が低いのでは?

現役で働かれている方も、長期休みのあとはなぜかモチベーションが落ちてしまい、やる気が出ないことがあると思います。

その期間が長期休暇等の期間よりもはるかに長いとなれば、本当に就労意欲があり、仕事を真面目にこなしてくれるのだろうかという懸念にも繋がります。

面接時の離職期間に関する質問の答え方・回答例【5つのケースを紹介】

パソコンの前に集まる3名の男女

 

①:資格等の取得のため

資格取得が理由でしばらくの離職期間が発生した場合には、その資格取得の目的やそこから得た資格・経験を仕事に活かしていきたいと伝えなければなりません。

資格取得を理由にブランクがあった場合には、基本的に採用担当者からの評価が下がることはなく、かえって上がる可能性も十分にあると考えられます。

面接の際に、単に資格取得のためという事実だけを伝えるのではなく、その目的とそこから得たスキルが今後の仕事にどのように活かしていくことができるかを述べましょう。

 

前職で◯◯と担当していたこともあり、◯◯の専門的な知識を身につけたいと考え、資格取得の勉強をしておりました。

この資格を活かし、御社の◯◯に貢献したいと思っています。

②:留学に行っていたため

TOEICやTOEFLのスコアの上昇など、採用担当者が語学力の向上を認めることができる場合には評価が上がる可能性は高いです。

特に英語を使用する外資系企業などでは、語学能力は非常に重要な条件ですので、評価されやすいでしょう。

しかし、留学に行かずとも語学力のある候補者がいる可能性もあるため、留学先での話など、他にも答えも用意しておくとなお良いでしょう。

またこの場合には、なぜ語学力の向上に興味を持ったのか、なぜ前職の会社には戻らないのか等の質問に対応できるようにしておきましょう。

「前職で海外と連携しつつ進める必要のあるプロジェクトを担当していました。その際に、語学力を伸ばし、自分自身で海外交渉や取引に柔軟に対応できるようになりたいと感じ、留学をしておりました。」

③:身内の介護・出産・子育てによるブランク

これは、自分の努力では避けがたいブランクであるため、事実だけで採用担当者からの評価が下がることは考えづらいでしょう。

しかし、採用担当者が求めているのは会社に貢献してくれる人であるため、どこかでリカバリーポイントを述べましょう。

 

「身内の介護のため、しばらくの離職期間がありましたが、その期間には◯◯資格の取得のための勉強をしておりました。この資格を活かし、御社の◯◯職として貢献したいと思っております。」

④:ケガ・病気・療養のため

これも避けがたい事情ではありますが、忘れてはならないのは、採用担当者が求めているのは会社に貢献できる人だという点です。

ケガ・病気から完全に回復し、仕事に影響をきたさない旨を伝えましょう。

「病気の療養のためしばらくのブランクがありますが、現在は完治したため、今後の仕事へ影響は一切ありません。前職で培った◯◯を活かし、御社に貢献したいと思っています。」

⑤:転職活動が長引いたため

単純に転職活動が長引いた場合には、決してウソをついてはいけません。

面接ではボロが出やすいため、ウソをつかないようにしましょう。

それだけの期間がかかった理由を付け加え、意味を持たせるようにしましょう。

 

「最後の転職だと考えているため、多くの転職説明会やキャリアコンサルティングに参加して希望に会う企業を探すと同時に、自分の能力を活かすことができるのはどういったところなのかと慎重に考えていました。」

おわりに

ヒントを出す女性

今回は、退職後の離職期間(ブランク)が長い方が転職活動の面接時に、どのように回答するべきなのかについて解説してきました。

離職期間には様々な理由があると思いますが、ウソをつかずに理由を述べることが大切です。

その際に理由の言い回しに気をつけ、最終的には、どのようにその会社に貢献することができるのかを述べましょう。

「面接」とは、求職者を落とすために行われるものではなく、企業が人を採用するために行われるものです。

ブランクがあるからといって不利になるとは限りませんので、ぜひ本記事を参考にして転職活動を成功させてください。