履歴書の本人希望欄の書き方マニュアル・例文まとめ

メモをとる転職希望者

転職で大切な履歴書。意外と書き方が分からない項目の一つが、「本人希望欄」ではないでしょうか。

実は、履歴書の本人希望欄の書き方にもマナーがあります。

「本人希望欄って空白でもいいの?」

「待遇や労働条件の希望も書くことは出来るの?」

といった疑問をお持ちの転職希望者の方もいると思います。

今回は、本人希望欄で伝えるべきことと例文をまとめました。これから履歴書を書く人はぜひ参考にしてください。

履歴書の本人希望欄には何を書く?

思いつく

本人希望欄は何のためにある?

本人希望欄は、次の2点を伝えるために使うものです。

・絶対に譲れない条件

就職する上での最低限の条件を伝える場所です。

企業側は、「この条件が満たされなければ、この応募者は入社しない」と判断します。

したがって、「できれば○○が良い」程度の希望年収や希望勤務地を書く誤使用に注意してください。

・希望する連絡方法などの通信欄

希望欄は以下のような「伝達事項」を書く場所として使用することもできます。

  • 連絡方法
  • 連絡が確実に取れる時間帯
  • 入社可能時期

本人希望欄で書くこと一覧

では、絶対に譲れない条件や伝達事項は、具体的にどんな項目でしょうか。

人によって異なりますが、書いておいた方が良い伝達事項と、書くことができる譲れない条件があります。

表でまとめてみました。

項目備考
伝達事項の例入社可能日・退職予定日 何月頃から入社可能か記載
連絡方法・連絡可能時間主に在職中の場合。携帯、夕方等。
希望職種会社が複数の職種を募集している場合は必須
ハンデとなる経歴をフォローする内容「離職期間が長い」といった特別な事情がある場合
譲れない条件勤務地居住地が遠方の場合、内定が決まったら転居意思がある旨等を記載。
勤務時間諸事情によって、勤務時間を固定する場合に記載
給与絶対に現職より給与を下げたくない場合のみ(おすすめはしない)

本人希望記入欄の基本的なマナー

アラート

続いて、本人希望欄に記入するときに守ってほしいルールを4点ご説明します。

マナー①:記入量は8割以下で簡潔に

志望動機や自己PRといった、あなたの意欲をアピールする項目は、9割以上書くことが一般的です。

しかし、本人希望欄は例外で8割程度までに抑える必要があります。

びっしりと希望欄を埋めてしまうと、自分の要望だけを一方的に押し付けているような印象を与えてしまうからです。

マナー②:箇条書きにする

あらかじめ、履歴書に項目立てがされている場合は、それに従って書きましょう。

しかし、フリースペースとなっている場合は、採用担当者の方の見やすさを考慮に入れて、箇条書きで書くのがおすすめです。

どの項目にどんな希望を述べているかがすぐに分かるように、行間も意識してみましょう。

マナー③:記載事項が無い場合は「御社規定に従います。」

本人希望欄に特に書くことがない場合は、「空欄」や「特になし」にしてはいけません。

乱雑な印象や、やる気がないような印象を与えてしまう場合があるからです。

特に書くことがない場合は、「御社規定に準じます。」もしくは、「御社の規定に従います。」の一文を記入しましょう。

マナー④:特別な条件は面接で

譲れないわけではないが、強い希望がある場合は、一度本人希望欄に記載することは見送り、面接のときに直接話をしてみてください。

書類選考で落ちてしまい、面接の切符が手に入らなければ意味がないからです。

履歴書の本人希望欄の記入例文

履歴書・職務経歴書の作成

ここからは、具体的な書き方の例文をご紹介していきます。

・入社可能日・退職予定日

【入社予定日】

担当プロジェクトが3月に終了するため、20××年●月●日より勤務可能

【退職予定日】

20××年●月●日予定

・連絡方法・連絡可能時間

【連絡不可時間帯】

「現在在職中のため、平日10時~19時までは、お電話に出ることができません。」

または

【連絡方法】

平日●時~●時までのご連絡はメールでいただけると幸いです。●時以降は携帯電話にも出ることができます。

その他、「連絡先」欄に書ききれなかった予備の連絡先(携帯電話のメールアドレス等)を記すのも良いでしょう、

早く確実に連絡を取れる手段を伝えることで、採用担当者を安心させることができます。

・希望職種

【希望職種】

営業職を希望します。

職種名は、募集要項に記載されている通りの名称で書くように気をつけましょう。

・ハンデとなる経歴をフォローする場合

【職務経歴の補足】

20××年●月~●月の間は、簿記2級の資格取得のため、学習に専念しておりました。

「離職期間が長い」といった、職務経歴上に不利な点を補うことができます。

・勤務地・勤務時間

【勤務地(配属先)】

父親の介護があるため、引っ越しを伴う遠方での勤務が難しいため、東京都内の支店を希望いたします。

【勤務時間】

保育園に通う子どもの送り迎えがあるため、午後19時以降の勤務が難しくなっております。

子育てや介護といった家庭の事情で、勤務時間や勤務地の制約がある場合は、人事が納得できるようにその旨を記入しましょう。

・給与

【給与】

前職は年収○○万円程度でした。それを考慮していただけますと幸いです。

ただし、給与に関しては極力書かないようにしましょう。面接時や内定後のオファー面談で十分交渉可能です。

おわりに

アルファベット

本人希望欄では、自分の希望条件を伝えることができます。しかし、自己中心的な要求を押し付けてはいけません。

選考で不利にならないために、「御社規定に従います。」の一文をうまく使い、願望をたくさん伝えることがないよう注意しましょう。

履歴書を郵送で送る人は以下の記事を参考にしてください。

【関連記事】履歴書封筒の書き方や郵送方法を解説!


      data-matched-content-ui-type="image_sidebyside"