第二新卒で大手企業に入るための3つの秘訣と注意点

疑問を浮かべる人のイメージ

新卒で入った会社は最低3年は続けるべき
世間で一般的に言われている言葉です。

会社を辞めて転職したいけど、こうした言葉が心に引っかかって中々転職に踏み切れないという第二新卒の方も多いのではないでしょうか。

ましてや大手企業なんて入れないんじゃないか、と感じている方も少なくないと思います。

しかし、安心してください。第二新卒と呼ばれる新卒3年未満の方でも大手企業への転職を成功させている人は多くいます。

この記事では、大手企業へ転職したい第二新卒の方に向けて、転職のポイントを解説しています。

大手企業から大手企業への転職を目指す場合と、中小企業から大手企業への転職を目指す場合のそれぞれのコツも書いてあるので、ご自身の状況に合わせてご覧ください。

第二新卒で大手に行くことは無理じゃない

大喜びするビジネスマン

売り手市場が続いている現在、第二新卒として大手企業に入ることは十分に可能です。理由は、以下の二点になります。

  1. 人材不足で第二新卒の需要は増加している
  2. 大手企業ほどポテンシャルを重視してくれる

理由①:人材不足で第二新卒の需要は増加している

現在、企業が積極的に第二新卒を採用する理由は、多くの企業が人材不足に苦しんでいるからです。

2018年1月に実施された、帝国データバンクの「人手不足に対する企業の意識調査」によると、正社員が「不足」していると答えた大企業は、59.1%にのぼります。

つまり、2社に1社は人手不足なのです。

理由②:大手企業はポテンシャルを重視してくれる可能性が高い

大手企業では研修制度が充実していたり、自社の社風に馴染んでもらいたいという理由から、スキル以上にポテンシャルを重視してくれる会社が多い傾向があります

応募者の方がうまくポテンシャルをアピール出来れば、不利になることはないでしょう。

ただし、もちろん即戦力を募集しているケースもありますので、あくまで全体的な傾向として理解しておきましょう。

第二新卒はいつまで?転職におけるメリット・デメリットは?

2018.12.19

大手に第二新卒として転職する3つのコツ

ハッピーな男性

それでは、大企業に第二新卒として転職する時に、採用担当者の高評価につながるポイントを解説します。

全部で3点あります。

  1. 第二新卒のデメリットを理解しすること
  2. 採用されやすい時期に転職活動をすること
  3. 転職エージェントを活用すること

それぞれ解説していきます。

コツ①:第二新卒のデメリットを理解しすること

第二新卒は、最初に就職した会社を3年以内に辞めているため、「不満があれば、当社でもすぐに辞めてしまうのではないか」との疑いが常に持たれてしまいます。

このような企業側のネガティブな見方に対して、「新卒時の自分に足りなかったものを認識し、自分の至らなさを反省」し、「次こそは長く働く」という姿勢で、第二新卒特有のデメリットをカバーしましょう。

コツ②:採用されやすい時期に転職活動をすること

第二新卒が採用されやすい時期は、一般的に「1~3月」もしくは「4~6月」であると言われています。

「1~3月」が多い理由としては、この時期に新年度に向けて転職をする人が多く、人員の不足が発生するためです。

また新年度の4月に、4月入社の人と一緒に研修を始められるため、採用が活発になります。

「4月~6月」は、7月~9月の異動や転勤に向けて、企業側が募集を増やすタイミングです。この時期は、新卒採用の辞退者の穴埋めとしても第二新卒が求められます。

募集が増える時期に、転職活動を行ってみましょう。

コツ③:転職エージェントを活用すること

初めての転職活動となる第二新卒の方は、不安も多いと思います。そんな方は、転職エージェントを積極的に活用しましょう。

オススメは、転職エージェントに3社程度登録をし、最終的に自分が使いやすいエージェントを見つけるというやり方です。

複数のエージェントに登録することで、自分に合ったアドバイザーと出会えるはずです。

大手から大手へ転職を目指す場合のメリット・デメリット

AとBを示す女性

現在大手企業に勤めている方が、大手企業への転職を志した場合を解説します。

メリット・デメリットと注意点を挙げていきます。

メリット:現状とのギャップが少ないこと

大企業には、大企業ならではの根回しといった文化があります。

バックボーンが似ている人も多く、社内のコミュニケーションにストレスを感じることは少ないでしょう。

また、大手企業は経営リスクが一般的な中小企業に比べて格段に低いです。働く企業が変わっても安定して働くことができる魅力は大きいと言えます。

こうした大手企業ならではの魅力を変わらず享受できるのは大手から大手へ転職する第二新卒のメリットです。

デメリット:出世や評価制度

大企業では、年功序列・終身雇用の会社が多く存在します。

幹部候補生は、全て新卒採用組であることも多いため、外部からの転職組の出世は、非常に難しい場合があります。

また、年功序列を重視する会社では、勤続年数も評価に入ることがあり、同年齢でも新卒組に比べて中途組が低い評価を受けてしまう可能性があります。

大手企業出身という慢心には注意

大手企業では、どうしても仕事が細分化されている分、それまで身につけたスキルの範囲が狭いことがあります。

にも関わらず、中には、大手にいたから自分は凄い経験をしている、と勘違いしてしまう人もいるようです。

もちろん、本当に誇れる成果や経験があれば良いのですが、会社ブランド=自分の能力と思い違いをしないように気をつけましょう

また、新卒入社した大企業に対して、誇りを強く持っている方は注意が必要です。前職との比較や応募先の社員を見下す発言は絶対NG。

無意識の内にそうした言動をとっていないか普段から気をつけてください。

中小企業から大手へ転職する場合のメリット・デメリット

続いて、現在中小企業で働いている方が大手企業に転職する場合のメリット・デメリット・アピールポイントをご紹介します。

メリット:待遇、福利厚生等の条件面の改善

中小企業と大手企業を比べた場合、やはり福利厚生や待遇が充実しているのは大手企業であると言えます。

平均年収や有給休暇の取得、育休・産休、その他企業ならではの福利厚生など、大手企業に転職することで得られる

ローンを組む時も簡単です。今よりも安定した生活を送ることができるでしょう。

デメリット:裁量ある仕事がしづらくなる

  • 裁量権がなくなる

今までは、自分の裁量で出来た仕事も、上司の判断が必要になります。スピード感が薄くなり、任された仕事だけに取り組むもどかしさがあるでしょう。

  • 個人の結果と会社の業績のつながりを実感できない

大企業の中の一部となることは、自分の成果が会社の成果に直結しない場合がほどんどです。やりがいを感じにくくなる場合があるでしょう。

これまでのキャリア経験を上手にアピールしよう

中小企業で勤めてきた方は、大手企業出身者よりも経歴が劣ると考えがちです。

しかし、下記のように中小企業での経験がプラスになるケースも多いです。

  • 幅広い業務を経験している

中小企業では、複数業務を兼務している人が多いです。大手企業だと複数のスタッフで分担している企業業務を、一人で担っている場合も多く、そのような経験が必要とされる場合も多いです。

  • 限られた社内資源の中で工夫している

中小企業は、社内の予算が潤沢ではないことも多いです。限られた予算の中で、工夫して取り組んだ経験は高い評価につながります。

第二新卒に期待されていること

Good idea

最後に、大企業に関わらず、企業が第二新卒の採用を実施している理由をまとめました。

企業側が第二新卒を採用するメリットを知り、自分に何が期待されているかを知りましょう。

4点の期待があります。

  1. 新卒よりも即戦力で、教育コストがかからない
  2. 中途に比べて柔軟性がある
  3. 次こそは長く働こうというやる気がある人が多い
  4. 新卒では応募数が少ない職種にも募集が集まる

詳しくご説明します。

①新卒よりも即戦力で、教育コストがかからない

新卒の場合は、ゼロから教育する必要がありますが、第二新卒は社会人として最低限のビジネススキルが身についています。

採用企業も、新卒に比べて教育コストが低いことに魅力を感じ、一日も早い戦力としての活躍を期待しています。

②中途に比べて柔軟性がある

社会人としての対応力は若いほど柔軟であると言われます。社会人経験が長いほど、仕事のやり方を変えるのが難しくなるからです。

自分の仕事のやり方が固まっていない第二新卒であれば、新しい知識も柔軟に吸収できるため、企業側も教育のしがいがあると言えます。

③次こそは長く働こうというやる気がある人が多い

新卒の会社選びに失敗したことはマイナスイメージばかりではありません。

企業によっては、その反省を活かして「次こそは腰を据えて働こう」という姿勢を評価してくれるところもあります。

面接時にはその熱意を伝えることができるとベターです。

④新卒では応募数が少ない職種にも募集が集まる

新卒の場合、人気のある企業や職種に応募が集中する傾向があります。

しかし、第二新卒の場合は「自分がやりたいこと」をじっくりと考えてからの転職のため、新卒で応募が少ない企業や職種の応募も集まりやすいです。

おわりに

PCを操作するビジネスマン

売り手市場の今、ポイントを抑えて転職活動をすれば、第二新卒で大手に行くことも十分可能です。

今の会社でキャリアを形成するのか、新たな環境にチャレンジするのかをじっくりと考えてみてください。