転職の内定保留の正しい伝え方は?電話・メール例文あり

企業へ電話する男性

転職活動中、第一希望の会社の面接は内定の結果待ち。しかし、第二希望以下の会社から内定をもらった。

そんな時に「内定保留」はどのようにしたらいいのでしょうか?

内定保留ってどれ位の期間まで待ってくれるの?保留することで内定が取り消される可能性はある?など、転職が終盤に差し掛かってくると、色々不安に感じることがあると思います。

そこで今回は、内定保留にすることが可能な期間と、電話・メールでの内定保留の伝え方をお伝えします。

この記事を読んで、誠実な内定保留の仕方をマスターしてください。

転職で内定保留が認められる期間は?

オフィスを歩くビジネスマン

一般的に、転職先企業から内定をもらった場合、内定の保留を頼むと、2,3日〜1週間程度であれば認められることが多く、それ以上は相談が必要だと考えてください。

もし1週間以上返事を保留したい場合は、企業が納得できる理由を添えて、返事を延期できないか頼んでみた方が良いでしょう。

ここで「内定保留にはリスクも伴う」ことは理解しておいてください。「内定保留をする」=「辞退の可能性もある」と企業側は判断します。

転職先企業によっては、能力やスキルがある人よりも早く働き始められる人を優先することもあるため、1週間を超える場合は、他の人を優先して採用されるケースもありえます。

また、伝え方次第では、失礼な人と思われてしまう可能性もあります。だからこそ、次の章でご紹介するマナーを守って、企業側に内定保留を伝えて下さい。

人事へ内定保留を伝える時に守ってほしい4つのマナー

ポイントを示すスーツ姿のビジネスマン

では、企業の採用担当者へ内定保留をどのように伝えればよいでしょうか。伝え方によっては、企業の心証を損ねてしまう可能性もあります。

以下の4点は最低限守るべきマナーです。

  1. 連絡は出来るだけ早めにする
  2. 誠意をもって伝える
  3. 入社意欲を疑われないようにする
  4. 保留期限をこちらから伝える

それぞれ具体的に見ていきましょう。

①内定保留の連絡は出来るだけ早めにする

内定保留の連絡は、できるだけ内定が出た当日に行うようにしましょう。会社によっては、内定を出した当日から入社準備に取りかかる場合があります。

早めの連絡は、内定をくれた企業への最低限のマナーです。

②内定をくれた会社には誠実な対応を

内定を出したということは、企業はあなたのことを評価してくれたということです。

仮にその会社が第一志望ではないにせよ、数ある応募者の中で自分を選んでくれたことに感謝するのは社会人として当たり前のマナーです。

しっかりと感謝の意を示した上で、申し訳ないないという気持ちを持って内定保留の連絡を入れましょう。

③入社意欲を疑われないように注意

「内定保留にする=他に行きたい企業がある」という応募者の方がほとんどだと思います。企業側もそのことは承知でしょう。だからこそ、内定保留の理由には注意しましょう。

他社の選考を受けている場合であれば、「全ての企業の転職活動を受けて、納得感をもって御社に入社したい」という理由や、もしくは、「家族と相談する必要があり、一度実家に帰る。」というような理由が無難です。

④内定保留の期限はこちらから伝える

単に「内定受諾を待ってください」と言っても、「いつまで?」か分からなければ企業も困ってしまいます。

内定保留の連絡をする時は、いつまでにこちらから返事をするのかを企業に伝えましょう。

転職の内定保留の伝え方【電話編・例文あり】

スマホを操作

基本的にメールか電話どちらで内定保留を伝えるべきか迷ったら、電話がおすすめです。「連絡はメールでと指定されている」「担当者が不在だった」という場合を除き、まずは電話で直接話しをするようにしましょう。

以下、電話で内定保留を伝える際の例文です。

お世話になっております。

私、本日、御社から内定をいただきました、○○○○と申します。担当の××様はいらっしゃいますでしょうか。

(担当者に代わる)

お世話になっております。本日、御社から内定をいただきました、○○○○と申します。この度は、内定のご連絡、誠にありがとうございます。

すぐにでも、内定受諾のご報告をしたいのですが、一度転職について、家族が詳しく知りたいと申しております。

誠に身勝手なお願いで申し訳ないのですが、家族と相談するため、御社の内定のお返事を1週間待っていただくことは可能でしょうか。

1週間後の●日までに、もう一度ご連絡いたします。

(担当者の了承を得る。)

ありがとうございます。大変勝手なお願いをしてしまって、申し訳ございません。それでは、失礼いたします。

転職の内定保留の伝え方【メール編・例文あり】

PCを操作するビジネスマン

急ぎで連絡をしないといけないが、採用担当が出張中で電話対応が難しい、などの場合は取り急ぎメールで内定保留の旨を伝えましょう。

<件名>

Re:選考結果のご案内

<本文>

株式会社○○
採用担当×× 様

お世話になっております。
本日、貴社の内定をいただきました、○○○○です。

この度は、内定のご連絡、誠にありがとうございました。
貴社からこのようにご評価いただき、大変うれしく思っております。

この度は、内定をいただいたにも関わらず、大変恐縮なのですが
入社のお返事を来週●月●日まで待っていただきたく、ご連絡いたしました。

転職の報告を兼ねて、両親に相談するためです。
お待ちいただくことで、貴社にご迷惑をおかけしてしまい申し訳ありません。

ご理解いただきますよう何卒、よろしくお願いいたします。

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名前  ○○ ○○
携帯TEL ×××ー××××ー××××
e-mail
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転職エージェントに内定保留連絡を依頼する方法も

ポイントを示すビジネスマン

転職エージェントを活用している場合、エージェントが企業に内定保留の連絡をしてくれるケースもあります。

転職エージェントには、「複数の企業を受けており、正直内定を受けるかまだ悩んでいる」といった本音は伝えておきましょう。

もし自分で上手に内定交渉をする自信がない、他企業の選考に集中したいといった場合にはエージェントに連絡をお願いしてみてはいかでしょうか。

おわりに

ホワイトボード前で悩む男性

内定保留はデリケートな問題です。安易な内定承諾はもちろん危険ですが、誠実感の伝わらない内定保留も同じようにリスクを伴います。

自分を認めてくれた会社に対しては、どんな状況であろうと誠実にお付き合いしていくことを心がけましょう。

また、入社意思を示した後の辞退は厳禁です。もし判断に迷っているのなら、内定保留を頼んでみましょう。

どうしても入社判断を迷うようであれば、内定保留ではなく「再度面談の機会を設けてほしい」と頼む方法もあります。

既に自社にきて欲しいと言ってくれている会社です。会社の業務内容や雇用条件について話を伺いたいと言えば、企業もその機会を設定してくれる可能性が高いでしょう。

万が一、内定を辞退したいという結論に至った人は、以下の記事を参考にしてください。

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