転職用履歴書の学歴の書き方！中退や留学、編入の場合は？

転職活動で、企業に応募した場合の最初の課題は履歴書の提出です。

履歴書作成は簡単だと思っていても、意外と迷うことがあるものです。

今回は、学歴の書き方に焦点をあててご説明します。

「学歴はいつから？高校から？大学から？」や「留学経験は書いてもいいの？」などといった疑問を解消させましょう。

転職履歴書の学歴欄の書き方①【一般的な見本】

学歴はいつから書く？高校から？大学から？

見本では、原則として中学校卒業から学歴を書くとお伝えしました。

しかし、30代以降であったり職歴が長い場合は、義務教育を省き、高校卒業からでも問題ありません。

それでも記入欄が足りなければ最終学歴のみを記入しても大丈夫です。

転職履歴書の学歴の書き方②【ケース別の記入例】

それでは、応募者の方のケース別に学歴の書き方をご紹介していきます。

留学経験がある場合の書き方

留学の期間によって扱い方が異なってきます。

・留学が1年未満の場合

短期海外研修、短期語学留学、短期ホームステイや学校の授業の一環で海外経験がある方があてはまります。

この場合、学歴には記載しません。

それでも海外経験をアピールしたい場合は、自己PRに書くと良いでしょう。

・留学経験が1年以上の場合

1年以上の留学の場合は、学歴に記入することが可能です。

「留学期間、行き先、大学名、学習内容」を記入します。

留学理由や留学先で学んだことまでは記入しません。自己PR欄を使ってください。

転校している場合の書き方

転校した場合は、転校先の学校名の後に「転入学」と記入します。

中学・高校共にこの形式で書きます。

学部・学科を変えた（編入した）場合の書き方

学部・学科を変えた場合は、学校名・学科の後に「編入」と記入します。

大学を中退した場合の書き方

中退や休学をした場合はしっかりと記入しましょう。

偽って「卒業」にしてしまうと、学歴詐称にあたるのでご注意を。事情と共に「中途退学」と略さずに記入しておきましょう。

大学を休学した場合の書き方

休学した場合は、理由と共に休学期間を記載します。

休学理由が体調面にあった場合は、現在は問題ないことも併せて書いておくと良いでしょう。

留年・浪人した場合・予備校に通っている場合の書き方

「留年」「浪人」経験については特に記載する必要はありません。また、浪人時や資格取得の際に通った予備校も記載しません。

資格取得に向けて予備校に通っている場合は、「資格欄」に書きましょう。

学歴を履歴書に書くときによくある疑問

アルバイトやパート経験を学歴欄に書くことは可能ですか？

アルバイトやパートを、学歴欄に書くことはありません。

書く場合は、「職歴欄」に書くことになります。

しかし、基本的にアルバイトやパートは職歴に含まないと考えられています。

嘘の学歴を書いても問題ないですか？

学歴詐称は絶対にやめましょう。企業側は応募者の学歴を確認することも多いです。大学に問い合わせる会社もあるようです。

また、面接中の話で嘘が発覚したり、学歴を詐称した大学の知り合いに会うことで発覚する場合もあります。

学歴詐称が企業にばれた場合、せっかく採用されても「依願退職」といった「本人都合による自己退職」になってしまうでしょう。

ありのままの学歴を見せることが大切です。

見やすい履歴書は、採用担当者も好印象！

書き方を見なくても書けそうな「学歴」ですが、意外とアピールできることもあります。

また、数字の書き間違いといった細かいところで、採用担当から減点されてしまうともったいないです。落ち着いて、きれいな学歴欄を作ってくださいね。

履歴書の職歴欄の書き方は以下の記事でご説明しています。

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