転職先への入社初日は誰しも不安や緊張を感じますよね。
普段なら気にならないのに「忘れ物ないかな?服装ってこれでいいかな?」と心配になる方も多いと思います。
そんな転職先への入社日の不安を払拭してもらうため、ここでは転職初日の持ち物や服装、出社時間といった最低限確認しておくべき心得を解説していきます。
転職初日の持ち物チェックリスト【計13点】
転職初日に持って行った方が良いもの13点
- 印鑑(実印、シャチハタNG)
- 通帳
- 筆記用具(黒ボールペン)
- 給与振込口座の情報
- 年金手帳
- マイナンバー
- 免許等
- 源泉徴収票
- 健康診断書
- 住民票記載事項証明書
- 雇用保険受給資格者証
- クリアファイル
- メモ帳
これらは全ての企業で求められるものではありませんが、一部の企業では提出を求められますので、指示に従って持参してください。
特に転職初日は受け取る資料も多く、メモをする機会も多いと思いますので「クリアファイル」と「メモ帳」は持っていた方が良いでしょう。
事前に会社の担当者に確認しておこう
上記に、転職時に必要なものをあげてみましたが、実際のところ企業によって必要なものは変わってきます。
そのため、まずは採用担当者に必要なものを聞いてみましょう。
特に、役所関連の書類などの用意に数日間を要するものは、平日にしか発行できないものも多いため、入社初日に間に合わないということがないよう早めに準備をしておきましょう。
転職の初日に適切な服装・身だしなみとは?
シンプルで目立ちにくい服装がベスト
入社初日に初めて会う社員の方々も多いと思いますので、身なりの印象には気をつけなくてはなりません。
転職先への入社初日の服装は、シンプルで目立ち過ぎないものを選びましょう。
スーツ勤務の場合はそこまで困らないかもしれませんが、オフィスカジュアルや私服勤務の場合は悩みますよね。
オフィスカジュアル(私服)の場合は、柄が入りすぎていないものや色が派手過ぎないものなど、シンプルで目立ちづらいものを着用しましょう。
また、ジャケットは持って行く方が無難です。
入社初日は挨拶をする機会があると思いますので、しっかりとした印象を与えられるようにしましょう。
持ち物や小物はオーソドックスなものに
持ち物に関しても、服装と同じくオーソドックスなものを選択しましょう。
初めて会う社員の方々がどのように思うかという点を意識すると良いでしょう。
わざわざ買い替えたりする必要はありませんが、主張の強すぎるブランドや長年使い過ぎて見た目がヨレヨレの物は、初日は控えた方がいいかもしれません。
また、初日だからといって身軽な格好で出社してはいけません。
初日は受け取る資料等も多いはずですから、クリアファイルが入る大きさ(A4が入るもの)のカバンを持っていきましょう。
転職初日の不安・緊張を解消する3つの方法
入社初日は誰しも緊張するものです。
「うまく溶け込めるだろうか?」「成果を出せるだろうか?」など不安に思うことがたくさんありますよね。
ですが、実際には会社の人たちは全然気にしていないものです。
人事の方や転職経験者であれば、転職初日の心境は理解してくれていることが多く、優しく声をかけてくれることもあります。
最低限以下のことに気をつけて好印象を与えましょう。
解消法①:しっかりと準備をしておこう
転職初日には、挨拶や入社手続きがあります。
その際に、話すことが全然決まっていなかったり、忘れ物をしてしまっては、さらに緊張してしまいます。
そうなることのないよう、入社前日までの事前準備を怠らないようにしましょう。
解消法②:笑顔ではっきりと話そう
笑顔でハキハキと話すことで好印象を与えることができます。
特に挨拶の時(スピーチ)の時は大勢相手に話すことになるので、意識して話すようにしましょう。
解消法③:自分から話しかけに行こう
全体での挨拶が終わった後も、個別の挨拶も含めて職場メンバーに積極的に話しかけにいきましょう。
例えば、ランチの時にどうしているのかなども会社によって違いますので「皆さんはお昼ご飯はどうされているんですか?」聞いてみると良いでしょう。
ただし、注意したいのは「年下だとわかる人にも低姿勢で話すこと」「自分をアピールし過ぎないこと」です。
いくら年下とはいえ、新しく入ってきた人にタメ口で話しかけられればいい気持ちはしません。
また、職場に溶け込もうとする姿勢は大事ですが、あまりに自分を主張し過ぎては、返って暑苦しい印象を持たれてしまう可能があります。
適度に話しかけにいきましょう。
転職初日に関するQ&A!菓子折りは必要?出社時間は?
菓子折りは必要?
結論からいうと、転職初日に菓子折りは必須ではありません。
世間的にも転職初日に菓子折りを持っていく人はそこまで多くないようです。
ただし、菓子折りを持っていくこと自体は問題ありません。その際は「長持ちするものか」「小分けになっているものか」といったマナーに気をつける必要があります。
なお、社長や直属の上司といった特定人物限定の菓子折りはNG。周囲の人からご機嫌取りなのかな、と思われてしまう恐れがあります。
何時に出社するべき?
余裕を持って、出社時間の30分〜1時間前には出社するようにしましょう。
入社初日は企業からの印象に大きく影響するので、よほどのことがない限り遅刻は厳禁です。
電車の遅延などのトラブルが起こりうることも加味して、早めに出社するようにしましょう。
また、入社初日は実務ではなく、入社手続きなどがメインになることが多いため、「どこの部署の誰を、どこに、何時に訪ねるのか」を事前に担当者に確認しておきましょう。
初日の挨拶、何を話せばいい?
入社初日の挨拶で第一印象は決まります。そのため、事前に話す内容を準備して笑顔で話すことを心がけましょう。
挨拶のタイミングは基本的に朝会などに設けられるため、長すぎるものはNGです。
職歴や趣味などを交えて簡潔な内容を話しましょう。
また、新しい職場に早く慣れ、会社に貢献したい旨を付け加えると良いでしょう。
挨拶のスピーチの例文を紹介します。
おはようございます。本日よりお世話になることになりました、◯◯と申します。
これまでは、◯◯株式会社にて営業をしておりましたが、ご縁がありましてこちらに入社させていただくことになりました。
趣味は◯◯です。もし同じ趣味の方がいらっしゃいましたらお声がけください。
まだまだわからないことばかりで、ご迷惑をおかけしてしまうかもしれませんが、一日も早く会社に貢献できるよう精一杯頑張ります。
どうぞよろしくお願いいたします。
おわりに
入社初日は誰しもが緊張するものです。
ですが、基本的なことさえ意識していれば、好印象を与えることも難しくありません。
なかなか緊張や不安は払拭しきれるものではありませんが、ぜひ本記事を参考にして快く入社初日を過ごしてください。